こんにちは。本日は、日々目まぐるしく思考が止まらない方こそ実践してほしい内容です。
さて、それは何かというととてもシンプルに【頭の中の悩みを紙に書き出そう】ということです。
仕事での場面や、プライベートの場面においても、頭の中の考えや思いを正確に言葉にするのは、非常に難しいことです。
自分の考えを相手にきちんと伝えようとするときはもちろん、相手の言葉から真意を読み取る時も同様です。言葉や文脈の解釈の仕方によっては、全く意味を取り違えてしまうこともあるでしょう。
そこで、考えていることや日々の気持ちを言語化して書き出す習慣をつけることが良いトレーニングとなります。今まで感覚的に処理していたことを言語化していく訓練を続けることで、抽象的な概念を論理的に組み立てていく能力が身に付きます。
例えば、「新しいアイディアが思うようにまとまらない」「会社の上司とうまくいかない」「嫌な顧客がいる」など、洗いざらし気持ちを紙に書き出す事で、自分の気持ちが整理でき、悩んでいる問題を解決出来る場合もあります。
書き出すという行為で、気持ちは一気に可視化され、抽象的な思考が具体的な情報に変換されます。その可視化された言葉を自問自答しながら深く掘り下げていけば、問題の核心に迫っていく事が可能となります。
例えば、会社関係に関する悩みなら、「何が、どこが、気に入らないんだろう?」と挙げていく。さらに「それはどうしてだろう?」と、思いを掘り下げていくうちに、ビジネス上の考え方の違いなのか、プライベート上の相性などによる感情的問題なのかが、はっきりしてくるでしょう。
プライベート上の感情が問題である場合、ビジネスと人間性に関わる気持ちの整理というのを、普段あまり行われないため、ついつい配慮を欠いた発言をしてしまい、トラブルやストレスへと発展してしまうことも多いという事に気づくのではないでしょうか。
相手が気に入らない、意見が合わないと思っていても、その理由や因果関係がすっきり整理できていれば、「これは言っていい、これは言うべきではない」と、接するべき態度が明確になって来ると思います。
誰に見せるわけでもないので、体裁を繕う必要は一切ありませんし、箇条書きで構いません。ノートでも良いですし、iPhone のメモを使っても良いですし、その瞬間の気持ちを忘れず書くと良いかと思います。
ポイントはこまめにアウトプットすること。
自分の気持ちを書き出すとこは、相手に思いを的確に伝えるだけでなく、自分自身の悩みも解決しうる優れた方法だと確信します。
自身のプロジェクトのことや、クリエィティブなこと、プライベートのこと、、、捉えにくかった抽象的なものが具現化されてきますので、全てにおいてこれはとても有効な手段として、おすすめ致します。
経営者の方はもちろん、会社でお勤めの方、プライベートの悩みで困っている方、ぜひこの習慣を身につけて、クリエイティブな思考を身につける一歩を踏み出してみてください。